セカンドハネムーン【ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版】
レオニーは会ったこともない親族の住むギリシアへ旅立った。
名門一族に生まれた亡き母が駆け落ち同然で結婚したため、これまでレオニーは一族から無視され、相続人からも外されてきた。
だが、余命わずかの曽祖父が、急に会いたいと言ってきたのだ。
彼女のほかに、またいとこのポール・カプレルも呼ばれていた。
少女の頃、レオニーは新聞に載った彼を見て淡い恋心を抱いたものだが、今や彼は浮き名を流す傲慢な大富豪となり、一族唯一の相続人だった。
しかし、曽祖父が突然、遺産はレオニーにゆだねると宣言する。
呆然とする彼女と激高するポールを見て、さらに訳知り顔でつけ足した。
おまえたち二人が結婚すれば、すべてまるく収まるじゃないか、と。
■図らずも二人は結婚することになりますが、それは形だけのプラトニックな関係。
けれど、そんな愛なき生活もしだいに熱を帯びはじめ……。
稀代の名作家シャーロット・ラムの‘耽美’なロマンス!*本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。
ご購入の際は十分ご注意ください。
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