消えない愛のしるしを
傷ついた心を癒すのは、あなたがくれる痛みだけ――危険なほどに純粋な愛が始まる。
NYタイムズNo.1作家マヤ・バンクス夫を亡くして三年、ようやく過去に別れを告げる決意をしたジョスリン。
心の奥にある孤独を振り払うため、彼女はつてをたどり、誰にも言えなかったひそやかな願いを叶えるべく秘密の場所へ足を踏み入れた。
だが、そこはいるはずのない人――夫の親友で、親身に支えてくれるダッシュがいた。
優しい彼の初めて見る暗く官能的な瞳に、ジョスリンの胸は震える。
それは危険な愛の始まりで……。
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