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日陰の妹の白い秘密

彼を好きになっても将来はない。
だけど、好きな気持ちは増すばかり……。
ドリューは病に倒れた友人の代役として、ある親睦会に出席した。
そこででくわしたのは、兄の親友であり同僚でもある、会社重役リード――これが生身の人間かと疑うほどの美貌を持つ男性だ。
彼とは、ドリューが十代の頃に会ったきりになっていたが、体重を気にする冴えない少女だった彼女は、密かに恋をしていた。
当時は見向きもされなかったけれど、9年ぶりに会うリードは、努力して見違えるほど魅力的になった彼女に熱い視線を注いできた。
「クリスティーナというのか。
かわいい名前だ」友人名義の名札を見てそう言った彼は、親友の妹と気づいていない。
なのにドリューは本名を告げられぬまま、彼の誘いに抗えずに……。
■叶いそうもなかった長年の片想いが、今この瞬間だけでも花開くのなら……。
親友の妹として扱われるより、情熱的な恋人関係を結びたいと思い、正体を隠したドリュー。
この罪のない秘密が行き着く先は? 『始まりは秘密の接吻』『時計じかけの恋物語』の関連作。




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