お芝居が終わったら【ハーレクインSP文庫版】
偽りの恋人に与えられるのは愛ではなく、一時の快楽だけ。
知人のディナーパーティに訪れたミシェールは、ギリシア人実業家ニコスに目を奪われ、陶然となった。
がっしりとした顎に彫刻のような唇。
冷ややかな灰色の目。
高級な服に体を包み紳士らしく振る舞っていても、ミシェールを値踏みするような目つきは肉食獣さながらだ。
彼女が知人に口説かれ辟易していると、突然ニコスが割って入った。
「送っていこう。
きみに大事な話がある」吸い寄せられるように彼の車に乗り込んだミシェールは、偽の恋人役を頼まれ、気づけば彼の熱いキスを受け入れていた。
*本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。
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