碧に染まった清らな乙女
私はこのまま誰にも愛されず、幸せな花嫁のドレスを作り続けるだけ?ジャクリーンは、豪華なパーティ会場で肩を落とした。
経営難のウエディングドレス専門店への資金援助を、頼みの綱だった父の旧友に断られてしまったのだ。
そのとき――大企業CEOのギリシア富豪ニコスが現れた。
悪魔的なほどセクシーなオーラみなぎる彼から目が離せない。
雪のように清らかになんて時代遅れだと恋人にふられたあとも、結婚まで身を慎むという信念は変わっていないのに……。
窮状を打ち明けたジャクリーンに、ニコスはパーティのあとで援助の話をすると約束してくれた。
喜び勇んで部屋を訪ねると、ドア口のニコスは、腰にバスタオル1枚だけ巻いた姿で……。
■気鋭の作家たちが描くバージンヒロインのピュアな恋物語を厳選してお贈りする、《ハーレクイン・ロマンス?純潔のシンデレラ?》。
『イタリア富豪と寂しい白鳥』で編集者が絶賛した、ベラ・フランシスの圧倒的な筆力をご堪能ください。
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