ダイアモンドの花嫁【ハーレクイン・イマージュ版】
もう引き返せない。
たとえこの結婚が、愚かだったと思い知ることになっても。
かつて、ローラはみじめな思春期を過ごした。
当時、顔の吹き出物のせいで、誰も友達になってくれなかったのだ。
だから、遥か昔に母が‘落伍者’と決めつけて離婚した実の父に同情し、画家だった父が遺した一枚の絵に、深い感慨をそそられた――落日を背に、苦悩に満ちた表情を浮かべる美しい女が描かれている。
ある日、その絵を途方もない高値で買いたいという男が現れた。
ダイアモンド鉱山を所有する若き億万長者、ジャレッド・イースタン。
長身でたくましく、周囲を圧倒するようなその存在感に、心が乱される。
だが父の形見は売れないと断るローラに、彼は驚くべき申し出をした!‘この絵といつも一緒にいたいなら、ぼくの妻になればいい’と。
■ハーレクイン・イマージュ?至福の名作選?に、名筆エマ・ダーシーが登場。
‘第一級の面白さ’と翻訳者がメモを残したほどの珠玉作をお贈りします。
結婚式当日、ローラはジャレッドの母ナオミが、絵の中の美女であることに気づき……。
*本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン・イマージュ版となります。
ご購入の際は十分ご注意ください。
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