魔法がとけたシンデレラ
わたしは公爵夫人の座なんて欲しくない。
ただお腹の子と二人で生きていきたいだけ。
アミリアは公爵テオが主催する仮面舞踏会に忍びこんだ。
かつて義兄と呼んだ初恋の人、テオ。
二人の両親が別れたあとも、ずっと彼を忘れられなくて、想いを断ち切るために、この屋敷を訪れたのだ。
目の前の仮面をつけた女性が、義妹とは気づかぬテオは、官能的なダンスで彼女を幻惑して抱き上げると、仮装のまま客間へ入って、夢のような情熱の時を与えてくれた。
でも、まさか妊娠するなんて……。
やがて正体を明かし、妊娠を告げた彼女にテオは傲慢に言った。
「妻になるか、さもなくば使用人になれ」■いとしい男性に金目当てと誤解され、ショックを受けるヒロイン。
一方、ヒーローは鑑定でお腹の子が我が子と判明するや、彼女を別荘へと連れ去り、残酷な選択を迫ります。
憎まれても蔑まれても彼の子が産みたい……。
C・クルーズ得意の、危険で刺激的な物語!
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