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灰かぶりの秘密

あの笑顔を忘れられるはずがない。
彼は、12歳の私が憧れた王子さま。
清掃員のカミには、今も深く心に残る忘れられない記憶がある。
12歳のとき、父の運転するタクシーから見た、黒髪の美しい若者の姿。
王子さまさながらに紋章付きの黒塗りの車に乗り込むところで、彼に釘づけのカミに気づいて、ほほ笑みかけてくれたのだ。
その後、父は亡くなり、カミはいま働きながら大学に通っている。
でもまさか清掃作業で訪れた邸宅で、黒髪の彼に会うとは思わなかった。
邸宅の主は、プロヴァンスの大富豪、ラウル・フォンテスキュー。
予想に反して、ラウルもまた彼女のことを覚えていてくれたことで、カミは彼に強く惹かれていく――その胸に、大きな秘密を抱えたまま。
クリスマスを迎える頃には、私は余命わずかかもしれない……。
■愛する人と過ごすクリスマス。
憧れの王子さまから、一緒に過ごしたいと望まれても、深刻な病を抱えるヒロインは、成功するかわからない手術を控えていて……。
R・ウインターズらしい愛と優しさのつまった、担当編集が自信をもっておすすめするシンデレラ・ストーリー!




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