花婿への愛は秘密
孤高の富豪に捧げた夜は、無垢な乙女に思わぬ誤算をもたらした。
リアは友人のバレエ公演会場のロビーで途方にくれていた。
チケットが見つからない……。
と、現れた美貌の黒髪の男性にチケットを譲られ安堵する。
いったい誰なのかしら?その夜、公演後の祝賀パーティで偶然再会した彼はテオドロス・サバス――ギリシアの富裕な銀行CEOだった。
身長が高すぎるのがコンプレックスで恋に臆病なリアだったが、彼の巧みでセクシーな誘惑に、初めての情熱をかきたてられ、気づけば熱く応えていた。
ああ、彼は明日帰国してしまうのに。
なぜこんなにも彼に惹かれるの? 純潔を捧げたリアは、やがてテオの銀行を訪ねる――妊娠を告げるために。
■リアが銀行の受付で追い返されかけたとき、現れたテオは、妊娠を知ると、子供のための別居結婚を提案。
リアは愛のないプロポーズにショックを受けますが、おなかの子を思うと拒めなくて……。
セクシーな作風で人気のN・アンダーソンが綴るピュアな初恋物語。
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