ヴァイキングの誇り
幸せな結婚など、この世には存在しない――それが母の苦労を見て育ったロザモンドの考えだった。
だがいやおうなく見知らぬ貴族との結婚が決まり、彼女は絶望的な気分で親戚が住むガストンベリーを訪れた。
その道すがら、ならず者に襲われたところを、たくましくも美しいアグレイヴァーという男性に救われる。
彼はかの地の守備隊長で、ヴァイキングの血を引く勇者。
青い瞳で見つめられ、なぜかロザモンドの体が熱くなった。
初めて芽生えた恋心。
かなうはずもない夢ではあるが……。
更新中です。しばらくお待ちください。