心を捧げた侍女
1561年、フランス皇太子の夫と死別したスコットランド女王メアリー・スチュアートに付き従い、侍女のグウェニスは久々に祖国の地を踏んだ。
港で一行を迎えた貴族たちの中に、ひときわ目を引くローアン・グレアム卿の姿があった。
彼は忠臣ながらメアリーの手腕に懐疑的で、グウェニスは猛烈な反感を抱く。
女王は珍しく激した侍女に、彼に恋してはだめよ、と意味深な忠告をした。
しばらく後、ロンドンのエリザベス女王のもとへ遣わされることになったグウェニスは、メアリーの決定に動揺する。
同行の護衛役がローアンだというのだ!
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