罪深きイヤリング
親族の経営するファッション関連会社で秘書として働くレオーナは、CEO代理で、一族のシンボルとあがめられるボイドに、幼いころからあこがれていた。
だが、一族の末席に連なるだけの彼女には手がとどかない。
しかもボイドには父親の選んだ花嫁候補がいた。
ある日、彼の家で開かれたパーティで、二人は顔を合わせたが、大事件が持ちあがる。
彼女の弟がボイドの義母のイヤリングを盗んだのだ。
弟の罪をかぶろうとするレオーナに、ボイドは持ちかけた。
「弟を警察に突きだすつもりはない。
きみがぼくと結婚するなら」
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