大富豪のプロポーズ
まさか……キャメロン・ケリー!ロージーは呆然とした。
十五年ぶりの再会だ。
ハイスクール一セクシーだった、御曹司のキャメロン。
その彼が偶然、彼女の勤務するプラネタリウムにやってきたのだ。
でも、キャメロンが私を覚えているはずもない。
眼鏡をかけた冴えない私の存在すら、彼は知らなかっただろう。
ロージーはひそかに彼に恋い焦がれていたけれど、想いを打ち明けることなく、ハイスクールを卒業した。
「前にどこかで会ったことがあるかな?」会話が弾んで彼に食事に誘われたとき、ロージーはつい初対面のふりをした。
■昔の憧れの男性との思いがけない再会。
けれど時を経た今、なぜか彼は人を愛することに臆病で……。
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