憎しみは愛の横顔
一年前、エリーザはサルバトーレを愛し、彼の子を身ごもった。
だがサルバトーレは自分の子だと信じようとしなかった。
口論のあげくエリーザは小さな命を失い、憎しみをいだいたまま、彼のもとを去った。
いまは宝石店で働くエリーザを、ある日サルバトーレが訪ねてくる。
エリーザはさる王家の戴冠用宝玉を扱う立場にあり、その身を案じた彼女の父親の依頼で護衛しに来たのだという。
エリーザにとってはつらすぎる再会だった。
不本意ながらアパートメントまで同行を許したエリーザに、サルバトーレはさらなる要求を突きつけてきた。
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