理由なき情熱
★出会えた幸運に感謝していたのに、最も会いたくない人だったなんて。
★心臓移植のためのチャリティー・パーティーで、キャサリンは謎めいた男性にダンスを申し込まれた。
グレイと名乗る彼は、新聞にも載るほどの有名建築家だった。
間違いなく初対面のはずなのに、なぜか彼に自分のことを知られている気がしてならない。
魅惑的な笑顔に惹かれる半面、不穏な胸騒ぎを覚えたキャサリンだったが、成り行きで彼の新居が完成するまで自宅の離れを貸すことになった。
グレイが胸に秘めている、彼女に近づいた本当の目的も知らずに……。
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