プリンスからの招待状
ヨーロッパの公国アルプデステラでは大公が世を去り、大公位の継承者を立てる必要に迫られていた。
その権利があるのはただ一人、オーストラリアに暮らす八歳のマークだ。
大公の血を引く母親亡きあと、母の親友ピッパに育てられているという。
そこで、元妃殿下の息子マックスがオーストラリアに出向いた。
突然、遠い国から見知らぬ男の訪問を受けたピッパは驚き、反発したが、結局、マークを城に連れていくことに同意する。
なぜ私はマックスを信じ、マークと自分の運命を彼に託したのかしら?彼が目の前に現れたとき、まるでおとぎの国の王子様のように頼もしく見えたから?
更新中です。しばらくお待ちください。