情熱の罠
友人と誕生日を祝った真夜中の帰り道、ベラは道に迷い、誤って対向車と正面衝突してしまった。
幸い、相手に怪我はなかったらしく、運転席から男性が降りてくる。
さっき見かけた人だわ!高級車に乗った、スペイン系の伊達男。
国中の女性が憧れる富豪の銀行家だと友人は言っていたっけ。
彼はなぜかベラを売春婦と決めつけ、侮辱の言葉を並べたて始めた。
こんな男とかかわってはだめ。
あとは保険会社に任せよう。
ところが翌日、保険が切れていたという恐るべき事実が判明した。
屈辱的だけれど、彼にもう一度会って話をしなければ……。
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