恋はオフィスの外で
ジェイミーは10代で両親を亡くして以来、妹の面倒を見てきた。
自由奔放な妹を養うため、自分は恋をする暇すらなく、今のボスであるライアンとも意識して距離を保ってきた。
彼は実に魅力的なレディキラーと言われているからだ。
だがそんなある日、ジェイミーの遅刻をきっかけに、明らかにライアンは彼女の私生活に興味を抱き始める。
ああ、どうしよう。
懸命に冷静な秘書を装ってきたけれど、本当はライアンに惹かれているのに……。
その戸惑いは、ある朝のライアンの言葉でさらに大きくなった。
「明日から僕のバハマ出張に同行してもらう」
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