不機嫌な秘書
★ああ、いやな上司なのに惹かれてしまう。
なぜこんな役目を引き受けてしまったの?★わたしがハミルトン社の役員に?アシュリンは信じられなかった。
父は長年かかって築き上げた会社を大企業ハミルトン社に売却し、その見返りとして、娘のために役員の席を確保したという。
ビジネスのことは何もわからないのに!尻込みするアシュリンを、父親は一家のプライドを保つためだと励ました。
しぶしぶ出かけた初めての役員会で、アシュリンは顔から火が出るようなへまをしてしまう。
しかも、若くハンサムな会長カーター・ハミルトンは、鼻持ちならない男性優位主義者で、彼女に厳しく当たるのだった。
反発を感じるアシュリンに、ある日突然カーターから電話があった。
有能な秘書がけがのために数週間会社を休むことになったので、できるだけ早く出社して助けてほしいというのだ。
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