身代わりのフィアンセ【ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版】
婚外子として生まれたベッカは、大富豪である伯父に疎まれ、妹を大学に通わせるための援助を乞うたが、邪険に追い払われた。
半年後、伯父の邸宅に呼び出され、不思議に思いつつも向かうと、そこにいたのは、伯父の娘ラリサの婚約者、セオだった。
聞けば、ラリサは一族の株を浮気相手に譲り渡す文書を残したまま、事故に遭って、今は昏睡状態にあるのだという。
「きみはラリサによく似ている。
だから、呼んだ」浮気相手からくだんの文書を取り戻すために、ラリサのふりをしろと!?即座に拒んだベッカに、セオが悪魔のように冷徹な声で告げた。
「妹の未来を捨てる気か。
報酬は弾む。
いい大学にやりたいんだろう?」■〈私はイミテーション〉と題して、瓜二つの別人になりすますヒロインの切ない恋物語をお届けします。
きみを改造してみせるというセオの言葉どおり、髪をブロンドにされ、化粧も服装も変えられたベッカ。
そうして、セオの婚約者としての生活が始まりますが――*本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。
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