星のきらめく夜に【ハーレクイン・ロマンス版】
愛する人の子どもを産む。
彼からは、愛されないまま。
男に騙されやすい母のもと、貧しい子ども時代を送ったアシュリンは、仕事ひとすじで必死に生きてきた。
だがここ2年ほど、一人の顧客がアシュリンの心を占めている。
ジャンルカ・パラディオ――ローマのホテル王で大富豪だ。
あるときついに彼の誘惑に屈しベッドを共にしたアシュリンは、数週間後、身ごもっていることに気づき、愕然とする。
結婚どころか恋愛すら無縁だった私が、妊娠してしまうなんて!意外にもジャンルカは結婚しようと言った。
子どものために。
君を愛してはいないが――彼の心の声が聞こえたような気がした。
■ハーレクイン・ロマンスで息の長い人気を誇るシャロン・ケンドリックによる2008年初版の名作。
愛する人に想いを伝えられない切なさが涙を誘います。
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