人知れぬ奇跡【ハーレクイン・ロマンス版】
彼は何も知らずにあやしている。
望まないと言った、我が子を。
私はなぜ、心から愛したモーガンと別れてしまったのだろう。
妊娠を知ったとき、エリーは何も告げずに彼のもとを去った。
なぜなら、モーガンははじめからはっきりと宣言していたから。
’僕は、ぜったいに子どもは欲しくない’と。
情熱的な愛の営みにおいても、その固い意志は明らかだった。
愛する人か、子どもか――。
エリーは子どもを選んだのだ。
だがモーガンはその財力をもって簡単にエリーを見つけ出し、容赦のない誘惑を仕掛けてくる。
彼女の抱く幼いロージーを、友達の子だと思い込み、かわいいね、などと言いながら……。
■諦めたはずの愛する人が再び目の前に現れる。
自分の娘に気づきもしないで――。
最高に切ないシークレットベビー・ロマンスです。
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*本書は、ハーレクイン・リクエストから既に配信されている作品のハーレクイン・ロマンス版となります。
ご購入の際は十分ご注意ください。
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