ひとりぼっちの妖精の初恋
もう’妖精’とは呼ばないで。
わたしは、あなたの虜になった生身の女。
7歳の少女の住み込み家庭教師になってほしい――ジェンナのもとに、イタリアの若き富豪から依頼が舞いこんだ。
実業家のエヴァンドロ・ロッチェフォルテは離婚したばかりで、激務から娘と一緒に暮らした経験はほとんどないという。
はじめは傲慢なエヴァンドロに怖れを感じたジェンナだったが、’君は森の妖精のようだ’と思いがけないことを言われて戸惑う。
娘を慈しむ彼に惹かれ、ジェンナはある夜ついにすべてを捧げる。
エヴァンドロが親権を持ち続けるための元妻との契約により、金輪際、妻はおろか恋人も持つ気がないことを知りながら。
■人気作家ジュリア・ジェイムズの新作は、最高にドラマティックで切ない傑作ロマンス。
エヴァンドロは娘の親権を勝ち取るために、女性とのつき合いを断つ契約を元妻と交わしていました。
彼と娘のためなら日陰の身で構わない――ジェンナの健気さが涙を誘います。
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