妻とは知らずにプロポーズ
あなたがすべてを思い出したとき、わたしの恋は終わってしまうの?ジョセリンは父に言われるがまま、金の瞳の美貌のイタリア富豪チェンツォと結婚した。
そして彼の所有するシチリアの古城で衝撃的な話を聞かされる。
「きみと結婚したのは、きみの父親に仕返しするためだ」夫はわたしを手籠めにするつもり? だが城に着いたその日に、チェンツォは石段を踏み外して頭を打ち、記憶喪失に陥る。
これは天の恵みよ。
ジョセリンはいたずら心から彼に告げた。
「チェンツォ、あなたはわたしが雇った’召使い’なの」かくして、彼女と大富豪の花婿との奇妙な結婚生活は始まった。
■やがてヒーローは’奥様’が気になりだして、こんなところに彼女を放っておく’夫’とはどんな男なのか? 身分の壁を越えて奥様を手に入れたいと思うようになり……。
ユニークな設定で読者を虜にする、大人気作家ケイトリン・クルーズの筆が冴える1作です!
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