この手を離してしまえば
もう誰も愛さないと、その人は心に決めていた――。
名声も財産も手にした富豪とのただ一度の夜が、運命を狂わせる。
NYタイムズNo.1作家マヤ・バンクス!ピッパは密かに、裕福な実業家のキャムに憧れていた。
親友が彼の友人と結婚したため何かにつけ顔を合わせるが、私生活はヴェールに包まれているうえ、ピッパを女として見ていないことは明らかだ。
だがあるパーティの日、ふいに情熱に駆られた二人はめくるめく一夜を過ごす。
ただ一度のことと知りながらも喜びを噛み締めるピッパは、まさかその夜に彼の子を身ごもったとは夢にも思わず……。
【旧タイトル:愛を拒む大富豪】
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