閉ざされた記憶【ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版】
わたしの’夫’と名乗ったあなた。
記憶を失ったわたしを責め苛むのは、なぜ?5年前、アニーは交通事故で身心に大きな傷を負い、記憶も失った。
それ以来、他人を避けて孤独に生きてきたが、ある日、’夢の恋人’とそっくりな男性とすれ違った。
夜ごと夢に現れては彼女を抱きすくめる、たくましい体、長い手足……。
直感のままに車を走らせると、どこか見覚えのある屋敷にたどり着いた。
中から出てきたのは――あの’夢の恋人’だった。
威圧的だけれど魅力をたたえる彼に、アニーは目を奪われ、陶然となる。
しかし夢では美しいはずの’恋人’の顏は今、苦悶の形に歪み、アニーに軽蔑と怒りのまなざしを向けていた。
「君は僕の妻だ。
なぜ平然と戻ってきた?」■夫と名乗る男性ドミニクから、5年前、理由も言わずに彼を捨てたことを責められるアニー。
何もわからず頭が混乱して逃げ出しますが、友人の仲立ちで、記憶を取り戻すためにドミニクと一緒に暮らし始めます。
記憶が戻らず心が消耗していく中、妊娠に気づき……。
*本書は、ハーレクイン・ロマンス、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。
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