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Fate/Apocrypha

『虚栄の空中庭園』にて、遂に‘黒’のサーヴァントと‘赤’のサーヴァントが激突した。
夢に手を伸ばしながら、次々と散っていく一騎当千の英雄たち。
一方、‘赤’のマスターである天草四郎時貞は遂に人類救済の夢に手をかけていた。
第三魔法「天の杯(ヘヴンズフィール)」による魂の物質化。
即ち、全人類の不老不死化。
ルーラー、ジャンヌ・ダルクはその願いの正しさに迷いながらも、旗を手に立ち向かう。
誰が正しく、誰が間違っているのか。
善も悪もなく、秩序も混沌もなく。
互いの譲れぬ想いが交錯したとき、焔は再び聖女を包んだ。
受け継いだものはなく。
託されたものもなく。
けれど、そこには確かに生まれたものがあった。
天草四郎時貞が捨てたものを最後の武器(やいば)として、ジークは最後の戦いに挑む――!




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