もう全部俺一人でいいんじゃないか?奴隷殺しの聖杯使い
わずか6歳で生家より追放されたクレイスは、行き着いた先で出会った少女・ヒノカと将来を約束し、冒険者として生計を立てていた。
しかし、同じパーティーメンバーである勇者・ロンドの奸計により殺されかけた挙げ句、ヒノカまでも奪われてしまう。
絶望の中、ギフト【聖杯】を発動させたクレイスはその真の使い方に気づき全てに復讐を誓うが、その力は世界の秩序を根本から覆し、人々を狂わせる規格外の能力だった。
ギフトの奴隷と化した人間と、それに付け入らんとマッドサイエンスで侵攻を始める魔族。
クレイスは三つ巴の狂気に巻き込まれていくのだった。
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