中原咲子は女子大一年生である。<br />夏休みを機に塾講師のアルバイトをすることになった。<br />兄はオカルト雑誌の記者をしている。<br />咲子は兄の同僚と生徒から同時に呪いのメモリーカードの存在について知らされる。<br />事実を知るにつけ「こんなもの、流通させてはならない」と決心し、解明に挑む。<br />最後には、生徒とのあらぬ恋愛感情のもつれから、一人の女子生徒から自分に呪いが向けられた。<br />そのとき、咲子は……?