腹黒年下伯爵は行き遅れの令嬢を溺愛する
行き遅れの子爵令嬢ジュリアは、このまま結婚できなければお針子として生きていこうと思っていた。
しかし年に一度の王宮の舞踏会でいきなり年下の美貌の騎士に求婚される。
彼は戦功を立てて伯爵になった、令嬢たちの注目の的であるアレクシスだった。
もっと若くて美しい人がいるのに……と、からかいだと腹を立て求婚を本気にしないジュリアだったが、意外と腹黒なアレクシスに外堀を埋められてしまい結婚することに。
年下でも頼りがいと思いやりのある一途なアレクシスにだんだんと惹かれていくジュリア、恋を自覚しても素直になれない日々を過ごすうちに、突然、彼の許嫁を名乗る美少女クレアがあらわれる。
クレアが生まれる前に無くなった話だとアレクシスは言うが、詳しい事情は話してくれない。
「確執がなければ、お兄様は私と結婚してくれたかもしれないって、ずっと思っていたから……」クレアの言葉にアレクシスが自分を選んだのは両親との確執のせいではないかと、ジュリアは疑いをもってしまって……!?
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