花嫁のカヤ
ある日、イェフェム族の族長の息子であるユーティの兄の元に、好戦的な部族であるアジム族から、花嫁が嫁いでくることになった。
断れば侮辱したとして襲撃されるのではないかと恐れた兄は、その縁談を引き受けることに。
ところが、アジム族の族長・ギバに連れられて村へやってきた花嫁・カヤは、なんと男だった。
アジム族はイェフェム族を襲撃する理由を作るために、わざと男の花嫁を寄越したのだと分かる。
怒り狂う父や兄の様子を見ていたユーティは、咄嗟に「花嫁を頂きます」と答えていた――男同士で夫婦になったふたりが、相思相愛になるまでの物語。
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