20世紀、文学という芸術の本質について、最も徹底的な思索を重ねたモーリス・ブランショ。<br />その最深部にはいかなる逆説が潜んでいるのか?デリダ、ディディ=ユベルマンらのイメージをめぐる哲学を視野に、詳細にブランショの文学概念をたどり、現代文学研究の到達点を示す。<br />フランス文学研究の新たな才能・郷原佳以の誕生を告げる1冊!