ひとが小説を書くことを決意する瞬間を描いた「イツモクルオンナノヒト」、作家が食糧品の買い物をしながら短編の構想を練る「レモネードとあさりの貝殻」など8篇を所収。<br />小説家・片岡義男の世界にどっぷり浸れる、「書く」人々の物語がゆるやかに束ねられた短編集。<br />