昭和浪曲でも人気のご存知「清水次郎長」が、町田版痛快コメディ(ときどきBL)として、現代に蘇る!文政三年、「正月元日に生まれた子供は将来、途轍もない賢才になる。<br />ところがもしそうならなかった場合は極悪人になる」という言い伝えから、生まれてすぐ養子に出された長五郎=次郎長。<br />生来の荒くれ者である次郎長が、養父母との確執や同級生・福太郎への初恋を経て、国を捨てやくざの世界で「男になる」までの心理を繊細かつ軽快に描く。<br />