随想的な創作と詩的な思索による短文、断章を綴ったノートです。<br />「横殴りの優しさが君の感情をあやして、願いは昨日の果てまであまねく降り注いだ。<br />僕は封をした幸福を君に届ける準備をしながら珈琲を飲み干すと、赤いリボンを丁寧にむすんで窓の外に広がる寒空を見上げた」「あなたが素敵であればあるほど、あなたの隣に居てはいけない」――本文より抜粋