青春、それはどんなに奔放自由であっても、底辺には一抹の憂愁が沈殿している。<br />強烈な自我に基づく自己存在感への渇望が沸々と在る。<br />ここに収められた詩の数々は精神的奇形期の支離滅裂な心の吐露である。<br />