言うと口が裂ける話 限りなくエロに近いブルース・短編集
『言うと口が裂ける話』限りなくエロに近いブルース・短編集香代子は小学校の頃、トラウマを植え付けられた。
小学二年生の夏休み。
親戚のおじさんは香代子にある行いをした後「この事を言うと口が裂けるよ」と言う。
次の日、おじさんは納屋で口が裂けて死んでいた。
やがて、香代子は青年とデートをする事になるが……。
『淫行への誘(いざな)い』音楽室で国語教師と生徒のセックスを見てしまったミズキは、見つかり、犯される。
ミズキは考える。
二人共、許せない、と。
『気持ちいい浮遊霊』加奈子は愛人と行為に及んでいた。
ある日、背後から男の気配が加奈子を刺激する。
男は不倫の現場であるカラオケボックス内に住まう浮遊霊らしい。
『異常な性癖』千春は自分と同じくらい変態である男を探している。
ある日、千春は課長の部屋の様子を見て、絶対にセックスに及んでやると決める。
課長は快く千春を家の中へと入れてくれた……。
『美人局結婚』ある日、マサルは人妻と肉体関係に及び、帰る途中、ある男に睨まれる。
その後もその人妻と行為に及ぶ。
人妻の夫だった男は、マサルにある脅迫を行う……。
『莫大な遺産の使い道』ヒカルは地下室に五年間もの間、監禁されていた。
高校三年生の時、ヒカルは山小屋の中に同級生によって閉じ込められ、中に潜んでいた男に監禁され、様々な性的凌辱を受ける事になる。
五年後、男は病気によって死に、ヒカルは同級生達への復讐を実行する事にした。
『くわえたくなる癖』看護師である私には、どうしても抑えきれない衝動があった。
夜中、患者は私と行為におよぶ。
ある日の朝、患者が死んだ。
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