奇病に取り憑かれた妻の口と鼻が消えた。<br />死期が迫るイブの夜に思い出の地へ来て、幼少期にサンタに会った話を妻がしている最中にサンタが降りて来て、妻と僕を神界へと連れて行った。<br />この世への神言を語りたい神々が待ち構える道をゴールに着けば妻は治ると信じて僕たちは歩いた。<br />