「満たされないなら、とりあえず埋めてよ」OLの飯田は耐えられないさみしさから逃げている。<br />まるで毎日を吐き捨てるかのようにして。<br />毎晩違う男と宿にし、煙草をくゆらせ、笑っても、乾いて乾いてしょうがない。<br />一体、私の居場所はどこなの?――そろそろ終わりの時間です。<br />くだらねえな、しあわせなんて。<br />NovelJam 2018秋 出場作品