赤毛の魔女と真空図書館〈山田佳江短編集〉
「自分の人生が間違っちゃったのかどうかいまだにわかりませんが、私は小説を書き続けています。
」表題作は新作書きおろし!ピヨ一号二号のこと河川敷公園で営業をさぼっていた美智代は「おばちゃん」と突然声をかけられる。
ピヨ一号とピヨ二号、それから少年たちとすごした、ある夏の日思い出話。
(初出:『月刊群雛』2014年02月号)薔薇と春菊麗奈はいつも「完璧な女性」として扱われてきた。
だけど本当は、好きだった人に思いを伝えることすらできないのだ。
「私はどうすればいいのだろう」友人・春子の幸福な結婚式をきっかけに、麗奈は思いを巡らせる。
(初出:『月刊群雛』2014年06月号)赤毛の魔女と真空図書館「俺はただのニートだよ」学生時代に投稿した短編小説が、佳作を取り文芸誌に掲載された。
次の日から俺のあだ名は「先生」になった。
でも、掲載されたのはその1回だけだった。
人数合わせで行った合コンでしこたま酔った俺は、気づくとホテルで赤い髪の女と一緒だった。
(新作書きおろし)表紙イラスト:もりそば(『月刊群雛』2015年07月号表紙イラスト担当)
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