技術者であるパーシバルは日常的に脳内に掛かる靄に苦悩していた。<br />父を蝕む謎の病気「神聖病」を恐れながらも、革命的発明「発動機関」を製作する。<br />だが、世界へ公開する瞬間、世界の根幹に呼び寄せられ、厳しい選択を迫られる……。<br />苦悩する技師は、誰と出会い、どの道を歩むのか。<br />ふたつの物語が交錯するジュブナイルファンタジー。<br />