冷徹社長はペット契約を結んだ箱入り娘を強く激しく抱きしめる
「もう……、今までみたいな暮らしはできない。
すまない……」 経営危機――、父からその言葉を聞かされても、菫(すみれ)にできることは何もない。
菫は父に言われるままに、斯波という男の下でしばらく暮らすことに。
父の隣では穏やかそうな笑みを見せる斯波は、銀縁眼鏡をかけているせいか一見酷薄そうだが、これまで菫が会ってきた男性とは全く別の存在感を放っていた。
斯波のマンションで菫と二人きりになった斯波は、自分が菫の父親の会社を救う代わりにペット契約を結ぶことを提案。
なすすべもなくサインをした菫は、初仕事としてキスをするように迫られる……。
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