王子は今日も偽りの花嫁にお節介をやいています
母を亡くしたシンシアは、父の再婚によって生活が一変。
癇癪持ちの義姉のアイリンはなにかとシンシアをいじめ、小間使いのようにこき使う。
父も見て見ぬふりだ。
王子の結婚相手を探すという舞踏会に行くようにいわれるが、それもアイリンの罠だった。
そんなシンシアに優しく手を差し伸べる紳士が現れる。
やがてその紳士とダンスを踊るシンシア。
しかしその紳士こそが、アルフレド王子だった!! 抜け駆けを激しくののしるアイリン。
その苛烈さに、アルフレドはシンシアを‘俺の花嫁’と公言して庇うのだった。
一年間だけ婚約者として王子と暮らしはじめたシンシアは、優しく接してくれるアルフレドの言葉と態度に戸惑いつつ、やがて彼への愛を自覚する。
だが、シンシアに与えられた時間は一年で、その期限は刻々と近づいてくるのだった。
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