堅物騎士、天然令嬢と恋に落ちる
一年前の転落事故の後遺症か、エミリーナには不思議力が備わっている。
一年ぶりに訪れた王宮で廊下に飾られた絵画を見入っていた時に、その‘不思議な力’が働いてしまい、小妖精が絵から飛び出してしまった! いらずら好きのその小妖精を、何とか元の絵の世界に戻さなければ……。
必死で追いかけるうちに宝物殿に迷い込んでしまったエミリアーナは、王太子側近の近衛隊員、ランバートに捕まってしまう。
盗み目的かと疑われ、真実を言えないまま、咄嗟に「想いを寄せるランバートさまと二人きりになりたかったから」と嘘をついてしまう。
だがランバートは極度の女嫌いで、その言葉は逆効果。
結果的に挑発してしまったのか、艶めかしいキスを受けることに。
でも、今さら嘘でしたとは言えなくて……。
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