お転婆令嬢は犬猿の仲の公爵様に恋をする
叔父であるベネショフ公爵から、娘のライサの相手をしてほしいと頼まれ、ライサの住まう屋敷に滞在していたイリーナ。
ある日、イリーナは偶然、ライサと見知らぬ男性の逢い引き現場を目撃してしまう。
慌ててその場を立ち去ろうとしたイリーナだったが、木の根に足を取られ転倒し、そのまま気を失ってしまう。
次にイリーナが目覚めたのはベッドの上。
森で倒れていたイリーナを助けてくれたのは、叔父が敵対する貴族・シュミート伯爵家の現当主・アドリアンだった。
実はライサの逢い引き相手は、シュミート側の人間だったのだ。
ライサの恋のため、そして自身の胸に芽生えたアドリアンへの思慕のため、両家の争いを諌めようと決意するイリーナだったが……。
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