イケメン弁護士の甘く優しい失恋相談
26歳の坂井蒼はある日、結婚まであと少し! と思っていた恋人・光輝と自身の親友・彩が仲睦まじく歩いている姿を目撃する。
状況を飲み込めない蒼に向かい、二人は信じられないような事実を告げてきた。
二人は三年も前から関係を持っていたこと。
そして、彩は光輝の子供を妊娠していて、二人は結婚するつもりだということ。
突然のことに雨の中、泣き崩れてしまう蒼に、そんな一部始終を偶然にも目にしてしまった一人の男性、弁護士の佐藤律樹が優しく声をかけてくれる。
彼は悲惨な有様の蒼を見かねて、着替えまで用意してくれた。
蒼はお礼がしたいと申し出たが、彼は必要ないの一点張り。
それでも何かさせて欲しいと食い下がると、律樹は「それでは後日、食事に行きましょう」と蒼を誘い、連絡先の交換まで求めてくる。
面食らう蒼に向け、律樹は「愚痴でもなんでもいいから、誰かとやりとしていると気が紛れるでしょう」とどこまでも蒼のことを気遣ってくれる。
それをきっかけに連絡を取り合うようになった二人は、徐々に距離を縮めていき……。
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