偽りのお妃候補でしたが、王太子に愛されてしまいました
マリーナお嬢さまの縁談相手はアルベルト・サーフェス王太子殿下? ……って、ええーーーーっ! ’名誉’であることは重々承知。
が、王城とはすなわち、魑魅魍魎が住む伏魔殿。
お嬢さまご本人も「行きたくない」どころか「私、実は好きな人がいるの」とまで言いだす始末。
「お願い、助けて!」と懇願された世話係であり幼なじみのシリス。
マリーナになりすまして、王太子妃候補から正しく落選してくることを思いつく。
なりすましなど王家を欺く重罪。
周囲の心配をよそに王城へと乗り込んだシリスは、ある朝、’誉れ高き王子’の意外な一面を覗き見てしまうことに……。
シリスもシリスだが、王太子は王太子で相当なクセモノ。
牽制しているつもりのシリスだったが、とうとう王太子に正体がバレてしまい――。
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