時は四代将軍家綱のころ。<br />将軍直々の命を受けて走る江戸城飛脚組があった。<br />その中でも一番の速さを誇るのが鳥場鶴八だった。<br />しかしそんな鶴八もかなわない速さを持つ者が。<br />その名は桂蔵坊。<br />鳥取城の飛脚だ。<br />だがその実体は「狐」。<br />様々な難題に飛脚と狐が走る! ほのぼの時代伝奇。<br />