猫のお告げは樹の下で
『木曜日にはココアを』で第1回宮崎本大賞を受賞した青山美智子の待望の2作目。
失恋のショックから立ち直れないミハルは、ふと立ち寄った神社で、お尻に星のマークがついた猫――ミクジから「ニシムキ」と書かれたタラヨウの葉っぱを授かり、「西向き」のマンションを買った少し苦手なおばの家を訪れるが……。
中学生の娘と仲良くなりたい父親。
なりたいものがわからない大学生……。
なんでもない言葉をきっかけに、思い悩む人たちの世界がガラッと変わっていく――。
お告げの意味に気づいたとき、ふわっと心があたたかくなる7つのやさしい物語です。
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