花井おばあさんが解決! ワケあり荘の事件簿
【あらすじ】水田で老人の焼死体が発見された。
状況から自殺と考える警察に、ある老婆が異を唱える。
彼女の名は花井朝美。
癖のある老人が集まり「ワケあり荘」と呼ばれるアパート、若鮎荘の住人だ。
70 過ぎでありながら背筋をピンと伸ばし、意気軒昂な花井は、鋭い観察眼と長年築いてきた人脈を生かし、事件の真相に迫る。
彼女と「ワケあり荘」の住人たちは、その後も様々な事件に首を突っ込んでゆき――。
【著者情報】1952年、長野県岡谷市生まれ。
中京大学法学部卒業。
趣味は詰将棋創作で、詰将棋パラダイス半期賞、日めくり詰め将棋カレンダー山下賞を受賞。
第17回『このミステリーがすごい!』大賞・優秀賞を受賞し、2019 年に『盤上に死を描く』(宝島社文庫)にてデビュー。
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